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島からサネンが届きました。
段ボール箱にいっぱい!!
これでようやくシマガミ・プログラムを実行に移すことができます。

サネンを提供してくださったHさん、ありがとうございます!!

さっそく紙作り実験をスタートしました。

やり方は雑草からカードづくりを参考にしました。

手順をざっと書いておきます。

(1)サネンを水洗いして適当な長さに切ります。
(2)アルカリ水溶液で数時間煮沸して柔らかくします。
   (指で触ってバラバラになっていればOK。)
(3)水洗いをして漂白して乾燥させます。

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かなり繊維が荒いですが、パルプらしいものができました。

(4)乾燥パルプと水をミキサーに入れて拡販します。
   この時、古紙パルプ(牛乳パックなどから作っておきます)を少量混ぜると漉きやすくなります。

(5)漉き枠の中に流しいれて均一の厚さに広げます。

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漉き枠は紙の博物館で購入した紙すきセットを使用しました。
(簡単に作れるので自作してもよい。)

(6)脱水

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簡易コンプレッサー、自作品です。
本を見て簡単に作れます。これで数時間おきます。

(7)アイロンをかけて乾燥させます。
  (ガラスなど滑らかな平面に貼り付けて自然乾燥をしてもよい)

(8)できあがり!!

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葉書大に漉いた紙を印刷・加工して名刺にしました。

インクジェットプリンタで印刷するために、さらに次のような工程が必要です。

☆仕上げアイロンで表面の凹凸をしっかり押さえておく。
☆にじみ防止のため、アイロン仕上げ剤をスプレーして再度アイロンをかける
☆プリンタで紙詰まりを防ぐため、端をきれいに切りそろえておく

けっこうな手間がかかりましたが、その分、とっても愛おしい名刺ができました♪

難点は水に弱いことです。
濡れた手で触っただけでも敗れます。
耐水性と強度を増すためにはどうすればいいんでしょう?
原因を探りながら、改良を考えてみようと思います。

 

 

Dscf0090.jpgクバヌユ・プロジェクト主催
「ユタの世界~現役ユタが語る~」のご案内

28歳で伝統的な古代儀式を経てユタの仲間入りをし、他のユタ達と共に民族伝統文化の保存に努める円聖修氏をお迎えして、ユタの知られざる世界についてお話を伺います。

ユタの精神世界を通して私たちの心の在処(ありか)を探っていきたいと思います。質疑応答の時間も十分に用意いたしますので、皆様の積極的な参加をお待ちしています。

話:円 聖修さん(東京在住)

内容:

1)ユタとは何か
2)ユタへの道~私の体験から~
  きっかけ
  聖地探し
  成巫式
3)神祭り
  一五九(いごく)の神祭り
  今井大権現祭
4)ユタの戒律
5)神道具・衣裳・カミウタ
6)ユタとしての私~東京でユタでいること~

*質疑応答随時
*会場は音を出せないため、終了後に懇親会を設け、そこでカミウタを実際に唄っていただく予定です(会費は会計時にワリカンです)。

日時:2010年7月18日(日) 午後13: 30~17:00

場所:勤労福祉会館(東京都豊島区西池袋2-37-4 電話 03-3980-3131) 4階第4会議室

費用:1人1,000円

募集定員:25名(先着順・お早めにお申し込みください。懇親会参加の有無もお知らせください)

申し込み先:
クバヌユ・プロジェクト <yutanosekai@kunebu.nobushi.jp
あるいは直接末岡・大橋・鈴木まで 

<参加募集は締め切りました。多数のお申し込みありがとうございました。>

連休の中日、3月21日に奄美三味線、なんでも自分でやってみようレッスンを開催いたしました。

台風のような強風が吹く大荒れの天候をものともせず集まった、いずれもシマウタ好きの面々。

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最初に取り組んだのはカラクイの調整。
講師の小寺雄高さんの指導を受けながら、ヤスリで太さを調整し、ドリルで糸穴を開けるところまで自分でやりました。
その次は竹バチ作り。
用意された材料の竹を削って思い思いの個性的な竹バチができました。

夢中でヤスリを動かしていると、まるで、工作に熱中した小学生の頃に戻ったような楽しさでしたョ。

その後、三味線の構造や糸の掛け方まで丁寧に教えていただきました。

レッスンの後は例によって唄遊び。

久しぶりに会う人の三味線を聞くと、日ごろの努力のあとがしのばれてとても刺激になりました。

快く講師を引き受けてくださった小寺さん、また、ご多用中に参加してくださったみなさま、たいへんありがとうございました。




クバヌユ・プロジェクト主催
「奄美三味線、なんでも自分でやってみようレッスン」のごあんない

 

東京には奄美三味線のお店がありません。
皆さんメンテナンスに困っていませんか?

そこで今回は信州で三味線を作っている小寺さんに
わかりやすい特別出張レッスンをしていただくことになりました。

このレッスンで三味線のメンテナンスが
ひととおり自分でできるようになるのが目標です。

あ、でも三味線の腕は自分で磨いてくださいね!

 

講師:小寺雄高さん(奄美三味線製作 kinari

レッスンの内容:

1)三味線 いいさた噺・ウラ噺
2)すごくカンタン! 糸の巻き方・結び方
3)カラクイはぐりぐりぐりと
4)歌口も削っていいカンジ
5)棹を抜いてみよう
6)竹バチ作りはゴシゴシゴシ・・・
7)あと、わかんないことみんな教えます!


日時:2010年3月21日(日) 午後13: 00~17:00

場所:勤労福祉会館(東京都豊島区西池袋2-37-4 電話 03-3980-3131) 5階和室

用意するもの:自分の三味線持ってきてね(必要な人は新しい糸も)

特典:竹バチの素・金属やすり一個・紙やすり少々つき

費用:一人1,500円(会場費+実費)

募集人員:若干名(先着順・自分の三味線をお持ちの方に限ります)

申し込み先:
クバヌユ・プロジェクト
maintenance_samusen@kunebu.nobushi.jp

あるいは直接末岡・大橋・鈴木まで

先週末の土曜日、6月20日に奄美大島民謡大観ユライユミ(読み)を開催いたしました。

第一部の輪読会では、参加者全員がそれぞれの知見を持ち合って共有することができたのではないかと思います。まるで、旋律のない歌遊びのような雰囲気でした。

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また、第二部は実際に三味を鳴らして歌遊び。
第一部で取り上げた歌詞は実際に歌われただけでなく、おしゃべりにも飛び出したりして楽しかったです!

ご多用中に参加してくださったみなさま、たいへんありがとうございました。

クバヌユ・プロジェクトでは、このようなイベントを、よ~りよ~り続けていく所存です。

これからもどうぞ気長にゆっくりとお付き合いください。


クバヌユ・プロジェクト主催
「奄美大島民謡大観ユライユミ(読み)」のお知らせ

 シマウタを学ぶ皆様へ

 皆様ご存知の文 潮光(かざり・ちょうこう)著 『奄美大島民謡大観』。
 シマウタのバイブルとも言われていますが、発刊は昭和8年8月で、じつに75年前の書物です。当然すでに絶版で、昭和58年に復刻版が出ていますが、こちらも入手困難です。

 また苦労して入手しても、内容が時代情勢を反映していてわかりづらく、表記も旧字体のままなので、特に若い方にはたいへん読みにくくなっています。加えてシマウタの歌詞の島口は本土出身の方にはたいへん難しいものがあります。

 そこで私たちはこの難しい『奄美大島民謡大観』の内容をできるだけ正確に読むことを目的とした学習会を企画いたしました。主なポイントは以下の3点です。

 1 旧字や当て字を読みくだして意味を正確に理解する。
 2 歌詞の島口を読み解く。
 3 歌詞を実際に唄ってみて、言葉運びを考える(会場では三味線は使用できません)。

 もちろんすべてを完璧に読むことなどできるとは思いませんが、皆で議論しながら、わからない所はわからないものとしてきちんと整理していくことで、今後の課題としていきたいと思います。

 皆様、シマウタ関係者必読の書を一緒に読んでみませんか?

    平成21年5月
                                   クバヌユ・プロジェクト一同

 

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「奄美大島民謡大観ユライユミ(読み)」

日時:平成21年6月20日(土) 午後1時半~5時(開場は午後1時15分)
会場:西池袋・勤労福祉会館 5階 第六会議室 
    豊島区西池袋2-37-4 (電話03-3980-3131) 池袋駅西口下車 徒歩約10分
    http://www.toshima-mirai.jp/center/e_kinrou/

 

【内容】 (どちらも読めるところまで。輪読希望の方はお知らせください)
第一部 1:30~3:00 『奄美大島民謡大観』 総論を読む
     お断り(p12-15)
     総論 「奄美民謡について―その史的ならびに芸術的考察―」を読む(p1-24)
第二部 3:15-4:45 『奄美大島民謡大観』 曲目篇を読む
     朝花はやり節 長節・短節(p133-142)

募集人数:20人程度(定員になりしだい先着順で締切ります)
参加費用:会費 500円 +資料コピー代実費(100円程度) *筆記用具持参
 (『民謡大観』をお持ちの方でコピーが不要の方は事前にお知らせください)
申込み・問い合わせ先:下記アドレスにメールにてご連絡ください。
               yuraiyumi@kunebu.nobushi.jp

 

【なお、午後5時半より「懇親会」を予定しています。三味線持ち込み可能な場所ですので、『民謡大観』に載っていた歌詞を実際に三味線にのせて唄ってみようと思います。こちらも先着順で定員になり次第締切りますので、あわせてお申込みください。費用は実費の割り勘です。】

紙すき体験の感想

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「楽しい!!」の次に感じたことは「思っていたよりずっと簡単!!」
紙すきを体験してみての正直な感想です。
もちろん、要所の大事な過程を職人さんが手伝ってくださったからです。
また、出来栄えもムラがあったり、厚ぼったかったり、お世辞にもいい出来とは言えませんが、見た目はちゃんと紙になっています。

たいした失敗もなく手順をこなして紙すきができたことは意外と新鮮な驚きでした。紙すき体験の後、私は和紙作りを今までよりぐっと身近に感じるようになりました。

私がそのような感想を持った理由は「和紙作りは職人さんにしかできない難しい仕事」という思い込みがあったからでしょう。これは私に限らず、今の日本に暮らす人なら誰にも少なからず同じように思い込みがあるのではないでしょうか?そして、小津和紙の職人さんは、「和紙作りは難しいもの」という既成概念を払拭して、初心者でも失敗せずに紙をすけるように材料を加工したり、手軽な脱水機や乾燥機など機械を整えていらしたからこそ、私でも簡単に紙が出来たわけです。

小津和紙さんでの紙漉き体験を踏まえて考えてみると、今後シマ紙作りを進めていく上でのポイントは次のようなことになるでしょう。

(1)紙すき以外の工程(材料加工、脱水、乾燥)について重点的に研究すること
(2)「和紙作りは難しい」と思い込んでいた背景を考える

実際に紙を作ってみようとしているのですから(1)を含む紙作り工程に関して調べることは当然と言えば当然です。しかし、漠然と全体を調べるのではなく重点的に取り組んでいく工程がわかったのは収穫でした。また、紙作りの物理的な手順だけではなく、(2)についてう少し掘り下げて考えるべきテーマであると気がついたことも、実際に小津和紙さんまで足を運んで体験したからこそ得られた収穫だったと思います。

紙すき体験

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紙ってどうやって作るの?
紙作りなんてまったく知識も経験もありません。
とにかく百聞は一見に如かず。と、いうわけで去る12月4日にクバヌユ・プロジェクトの仲間で紙すき体験に出かけてきました。

場所は日本橋の小津和紙さん。
JR新日本橋駅の程近くにある、江戸の昔から続くとっても歴史あるお店です。

その趣ある建物の、通りに面した明るい一角に紙すき体験コーナーがありました。

紙の原料から加工の工程について簡単に説明を受けた後、いよいよ紙すき体験です。



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(↑)漉き舟といわれる大きな水槽の中で攪拌した繊維をスノコですくい上げます。
紙すきの方法には流しすきと溜めすきの2種類あるそうですが、今回体験したのは流しすきの方です。

液をすくった後は、水平に、一定の速度で調子をとってスノコをゆすります。
ゆすり方は早すぎても、遅すぎてもいけないのだとか。
早くゆすりすぎると薄い紙が、ゆすり方が遅いと紙が厚くなるそうです。
力の抜き加減が何とも難しい!!




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(↑)本来なら漉き上げた紙は一晩自然に脱水させ、翌朝圧搾して水を絞るそうです。
でも今回は体験なので、脱水の工程は機械を使ってスピードアップ。
シュレッターみたいな形をしていますが、掃除機と同じ原理で水気を吸い込んでいきます。

十分に水気が切れたら、乾燥です。
暖められた金属板に注意深く紙を広げます。


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(↑)さらに二枚の紙の間に模様をはさみこんで作る合わせ紙も作りました。
ちょっとしたアーティスト気分を味わえます。

漉いた紙は全部で4枚。
紙の乾燥を待つ間は、併設された小津資料館で貴重な資料を丁寧に案内してもらいました。

いや~、楽しかったです!!

手仕事って文句なしに楽しい。
おまけに担当の方の対応がとっても丁寧。しかもずっと嬉しそうな笑顔なのでこちらも自然に笑顔に。これで体験料はたったの1000円!!
オドロキです。
このお店の方たち、ほんとうに紙が大好きみたい、愛していらっしゃるんですね。




シマ紙の材料を考える

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調べてみると、奄美群島には非木材紙原料として使えそうなものが多くあることがことがわかりました。非木材紙とは木材以外の植物や農産副産物を原料として作られた紙のことです。

特にサトウキビ、バショウ、サネン(ゲットウ)の3つは、紙の原料として注目されていることもわかりました。

まずサトウキビについて。糖汁を搾った後の残りカス(バガス)は世界中の製糖工場から大量に発生するので、紙の原料に比べ集荷・運搬のコストが小さく経済的な紙の原料として世界中で研究開発が進んでいるそうです。

次にバショウですが、琉球では18世紀にバショウ紙の製法が開発されています。
明治に入って衰退し長く途絶えていたものが1978年に復興され、現在も首里で継承されているそうです。

そしてサネン、月桃です。これもやはり沖縄では既に月桃紙の製品開発に着手されていました。サネンの殺菌効果や防虫防カビ効果を生かして壁紙や障子紙などの機能性紙として注目されているようです。

上記3つの植物はいずれも奄美群島の山や集落で普通に見られる植物です。
言い換えれば奄美を象徴する奄美らしい植物と言えます。
でも、島を離れて住む私にはいずれも簡単には入手できそうにありません。
かろうじてサネン(月桃)だけは他の二つに比べると手に入る確率が高そうです。

そういうわけで当面はサネン原料を前提として、シマ紙作りの方法を考えていきます。


シマ紙の条件

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奄美の豊かな森を感じ取ることができる紙「シマ紙」について、私にはひとつだけ明確な条件を考えています。それは非木材紙であることです。

昨日の記事で述べたことと若干重複しますが、
私は手近なコピー用紙やティッシュペーパーを透かして見ると、バリカン刈りに木々を剥ぎ取られ、丸裸に山肌をさらす奄美の山々の姿が浮かんできました。

その理由は、おそらく手に取った紙が木材チップからできた紙だったからです。
私は奄美大島でチップ工場が新たに稼動したのを知っていましたし、
さらに、秋に訪ねた奄美大島で実際にチップ伐採で山肌を露出させた光景を目の当たりにしました。

今後、チップ用の木々を刈り取った伐採地も植林がなされ、きちんと手入れされて林業が持続可能な林業用地として再生されていくのかもしれません。また、チップ工場や島の林業のあり方を批判したり是非を論じることはプログラムの目的ではありません。

しかし、昨年までは確かに緑濃い森であった場所が、すっかり木々がはぎとられ赤茶けた山肌をさらしている姿は、私にとってはとてもショックな光景でした。これからも、木材から作られた紙を見ると、どうしてもチップ用木材伐採地として赤土の地面をむき出しにした奄美の山々の姿を連想せずにはいられないくらい忘れがたいこと光景だったのです。

ですから、私にとってのシマガミ、つまり、深い緑に彩られた奄美の森を連想させる紙は木材以外の原料であることは唯一の、そして絶対に必要な条件なのです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

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