★八月踊り「十五夜会」

 

トトン、トン、トトン、トン・・・太鼓の音が響く。

♪あしな〜れ〜や〜、な〜ろぉち〜

男女に分かれて唄を掛け合いながら踊る。

シンプルな太鼓のリズムだけで、唄を掛け合いながら踊るうちに、輪になった全員が共鳴しあい、徐々に声が高まり、リズムが早まり、波がうねるように踊りの輪がうごめく。

奄美の郷土芸能「八月踊り」を真剣に練習しているのは「十五夜会」の面々だ。東京を中心に活躍する唄者、朝崎郁恵さんに奄美シマ唄を習っている東京在住の人たちが「ぜひ、八月踊りをやってみたい」と呼びかけた。集まったメンバーの中心は20代、30代だ。全員、奄美のシマ唄にひかれて口コミで集まった。メンバーは奄美出身者に限らない。実際には島の八月踊りを経験したことがない人がほとんだ。

「島にいた時には踊ったことがなかった」という奄美出身の若者は、「こんなに美しい唄だったのか?」と配られた歌詞カードに目をこらす。

奄美の郷土芸能の魅力を再発見する人、アフリカンダンスとの共通性に驚くダンサー、それぞれが思い思いの魅力を発見して練習に集っている。

昨年は本門寺、今年の二月には六本木のライブハウスでパフォーマンスを行った。
東京で八月踊りを知った若者たちが、八月踊りを知らない大勢の観客の前で踊る時、奄美の八月踊りは奄美の伝統芸能という枠を超えて21世紀のダンスパフォーマンスに生まれ変わる。伝統を継承しながら、新しいものに生まれ変わり続ける東京での八月踊りは奄美で体験する八月踊りとはまた違った魅力を教えてくれる。

↑稽古風景

ちょっとひと休みの時間。
仲間たちとのおしゃべりが楽しい。


平成15年11月
本門寺での初舞台直前。
緊張と興奮で足が震えました。

■練習日:毎週火曜日午後7時から

■練習場所:主に東急線東横線沿線
        公民館・地域センター

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